|
2度目の富士登山挑戦で前回の反省点を踏まえ事前に準備したのは、登山用のストック2本でした。体力的なものと日頃の運動不足から、脚力だけの登山は自分には無理だったので、感覚的には4つ足登山です。本来ならば、富士山に登れるぐらいの脚力の準備をしてから臨むのが基本と思いますが、おそらくそういう事を言っていたらいつまでも登れないような気がしてたので、脚力不足は気力と腕力でカバーしてしまいました。 他の方々の格好をみるとちゃんと登山用のザックや合羽を準備している方がほとんどでしたので装備と言う点では自分の場合例外の部類と思います。持っていたザックは冬場にワカサギ釣りに行く時に荷物を入れているもので通常の登山ザックよりは容量が大きすぎるものでした。適切な容量の登山用のザックの方が肩への負担も少なく疲れないようです。合羽も釣りで使うゴアテックスより安いものでしたが、山用でないため折りたたむと嵩張り、やや重かった気がします。ノースフェイスというブランドの合羽を着ている方が多かったように思いました。靴はクッション性のよい運動靴でしたし、登山用のストックといっても安物で間に合わせました。 汗かきの自分の場合、山小屋に着くまでで相当の発汗が予想できたので、水分としては500mlのペットボトルを4本で合計2Lの水分を準備しました。結果、初日に1.5Lを飲みきり夕食時の水を別として山頂への登山と山小屋までの間に残りの1本を飲み、下山時に山小屋で購入したペットボトル2本(1L)を飲みきりました。ザックを重くしたくないのなら高いけれど水分は必要なら現地調達が楽です。本8合目の小屋で500mlのペットボトル1本の値段は500円でした。 着替えは山小屋までと山頂アタックの分と小屋からの下山の分と持って行きましたが、汗を吸ってる分重くなりますので、自分の発汗量を考慮して最小限でいいかと思います。高度3400m地点の夜は、去年寒かったのでそう感じないようにと冬山用の保温タイツ(ワカサギの穴釣り時に使っているもの)を寝る前に着ましたが、小屋の布団や寝袋の状況によってはそこまでの準備は不要かもしれません。ただし、山頂付近の気温は夏場でも5度や6度といったものですので寒さ対策は必要でした。結局、長袖のものと先ほどのタイツを着込み、合羽を着るということで間に合いました。山頂へはザックを背負って登るのはかなり厳しいと自分の場合思いましたので、ペットボトルとウエストポーチという軽装でアタックしました。ツアーという行程なので山頂からいったん宿泊した山小屋へ戻ってくる状況だったのでそうしました。 山頂まで登って降りてみて、今回も持っていったもののうち余分だったなと思うのは、不要な防寒着と着替えの荷物と重い食料ですね。当初、登る前に食べてしまう予定のおにぎり3個とおかずを食べることが出来ずにそのまま持って登って降りてきてしまいました。去年も余分な食料でザックが重くならないようにと思っていたのですが、この点は改善できずにわざわざ重い荷物としてしまった事は反省してます。 靴に関しては脚力さえあれば問題ないと思いますが、降りるときに靴の中でつま先が靴の前の方にずれて爪が多少痛くなったので、準備できるのであれば登山用の靴かトレッキングシューズで足の甲のところでキツク締め付けて足が靴の中で前後しないようなものの方が楽と思いました。普通の靴下と冬用の厚い靴下の2枚重ねで履いていましたが靴の性能はカバーできませんでした。今回は見ませんでしたが、前年はご近所からの参加の山のベテランさんの靴のソールが剥がれ落ちて、山小屋で靴を買ったなんてことがありましたし、靴底がはがれてしまって歩けなくて困っていた登山客も見ました。登山靴の底のゴムは日本のような湿気の多い国では劣化が早いらしく、乾燥するような保管が出来ていない場合剥がれ落ちたり、割れたりするようです。ネットでの登山用の靴の選び方という投稿ビデオで登山用品店の方が言ってました。2〜3年使ってない場合には注意が必要なようです。 安かったけれどやはり登山用のストックは自分の場合かなり役立ちました。脚力に自信のある方、日頃なにか運動をされていて足には問題がない方の場合、金剛杖や登山用のストック1本で間に合うと思います。登山用のストックは3段式で最長120cmのものでしたが、上る時は短めに降りる時は長めにという使い方になるようです。最初登り始めの時に110cmにしてましたが、「長すぎる」という指摘で105cmにしました。降りる時は115cmで使ってました。品物にもよるようですがストック先端のゴムのカバーがそれを着けていても穴が開かない初めからそういう使い方で考えられているものと使う場合にはゴムカバーを外して使うように設計されているものがあるようです。自分のストックは安物なのでカバーを外して使うように途中で指摘されました。登山客が多くて他人の足が目の前にあるような場合には、その足をストック先端で突いてしまわないように注意が必要ですし、自分の後ろの人の体に当たらないようにも気を使いました。なので、基本自分の足より常にストックは前に置いておくような使い方をしました。 天気がよくて風が穏やかな場合には、富士登山は比較的楽に上り下りできるようですがデータによると富士山頂の平均風速12mというのは南極の昭和基地の平均風速よりも強いのだそうです。過去の最高風速は91mとか。台風その他気象条件が悪い場合には、身の安全を考えて行動の判断をする必要があるようです。 ツアーの場合山岳ガイドさんが付きますが、自分たちのツアーガイドさんではありませんでしたが女性の山岳ガイドさんがいて、この人の声が良く通る高い声で「皆さん頑張りましょう!」とか言っている声に随分と励まされました。この方のツアー客の前後でうろうろ登ってました。 今回の富士登山で痛感したのは寝不足は登山の大敵だということです。バスの冷房のせいかはわからないけれど登り始めて直ぐに頭が痛くなり始めて、山小屋までずっとズキズキしてました。高山病とは思いますが、出方が今年は早かったように思いました。暗くなってからは眠気とズキズキと疲れで足元が多少ふらつく場面もありましたので。体調は出来るだけ良好にして登山をされた方が安全と思います。 |
| << 前記事(2008/08/03) | トップへ | 後記事(2008/08/08)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/08/03) | トップへ | 後記事(2008/08/08)>> |